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矯正歯科 |
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矯正歯科では、基本的に歯並びを綺麗に治す治療をします。 綺麗な歯並びは見た目だけでなく、歯を長持ちさせるためにとっても大切なことです。
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歯並びが悪いと生活にも影響が出てくる場合があります。 |
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・ 食べかすが歯の間に溜まるので歯周病になりやすい。
・ 凸凹などにより歯磨きがしにくく、虫歯になりやすい。
・ 柔らかい食べ物を選びやすくなり、咀嚼機能が低下する。
・ 顎関節に負担がかかるので顎関節症になる。
・ よく噛めないので、顎の成長不全をきたす。
・ 食べ物を粉砕できないので胃腸障害をきたす。
・ 舌や口唇の運動を妨げるので正しい発音ができない。
・ アンバランスな咀嚼筋活動は悪い姿勢を招く。
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咬み合わせの発育と矯正治療 |
歯は、乳歯が生え始めてから10数年を経て永久歯咬合が完成します。 この間、咬合に不正が生じた場合には、通常2期に分けた矯正治療を行います。
初期治療(早期治療、1期治療)は3歳〜12歳頃までの永久歯の 咬合完成前の段階で、適切な咬合が形成されるように誘導する 咬合育成の治療です。
この時期は旺盛な成長発育があるので、比較的単純な装置で歯の 位置や、顎骨の位置関係の改善を行います。
本格治療(2期治療)は永久歯咬合がほぼ完成し、大きな成長発育の 時期がすぎてから、厳密に歯を動かして良い咬合形成する為に 固定式の留め具(ブラケットなど)を用いて矯正します。 |
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矯正治療の流れ |
【1】初診・相談 |
問診・視診・触診により、咬合の状態、予測される治療の開始時期、治療の内容、期間や費用についての説明があります。 |
【2】精密検査 |
歯や口の写真、レントゲン、歯列模型など矯正治療に必要な情報を集めます。 また、骨の成長や身長体重の増加傾向、永久歯の生え変わり状況などの診査も行います。 |
【3】診断・治療計画の決定 |
検査結果をもとに、診断、治療計画・費用などの説明を行います。 |
【4】1期治療3〜12歳 |
永久歯が生えそろう前に、歯や顎の位置関係を改善する装置や顎を広げる装置、 舌の癖を治す装置などを使いながら不正を除去します。 |
【6】再検査・診断 |
第2大臼歯が咬合する前に行います。 |
【7】本格治療12歳〜 |
厳密に歯を動かして咬合全体を改善する矯正治療です。 |
【8】保定・経過観察 |
良好な咬合を維持する為の装置を使います。 |
治療例 |
STEP.1 |
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10歳のお子さんです。 歯肉の上の方から犬歯がうっすら出てきそうですが、顎の幅がせまくて とてもきちんと歯が並びそうにありません。 放っておくと、いわゆる八重歯の状態になりそうです。 |
STEP.2 |
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成長期を利用して顎を広げる装置〔拡大床〕を装着しました。 だんだん上顎が広がって大きくなってきます。
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STEP.3 |
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顎がある程度広がったら、形を整える装置〔ブラケット〕を装着します。 はじめに比べて歯列が大きく形よく、整ってきているのがよくわかります。 |
STEP.4 |
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その後、下顎にもブラケットを装着し上下の歯列を整えて動的治療を 終えました。 歯並びがきれいになり、歯ブラシも容易にできるようになりました。 将来的な面においても、歯周病や虫歯のリスクを低くすることができました。 |
STEP.1 |
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9歳のお子さんです。 上の前歯が出ているのが気になるとのことです。
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STEP.2 |
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上の前歯を少しひっこめながら、下顎を前に動かす装置〔バイオネーター〕 を装着しました。 同時に、唇を咬む悪習癖があったので注意をしました。 |
STEP.3 |
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6ヶ月後です。 前歯の感じがずいぶん改善されました。 |
STEP.1 |
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7歳のお子さんです。 下の歯が上の歯に完全にかぶってしまっています。 いわゆる受け口の状態です。 |
STEP.2 |
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上顎には前歯を前に出す装置〔ビッグオメガ〕を装着し、 同時に下顎にはかみ合わせを挙上する装置〔JP〕を装着しました。 |
STEP.3 |
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前歯の状態が改善されました。 もともと上顎が少し小さいため、今後もすべての永久歯が 生えそろうまで重なったりしないか経過観察が必要となります。 |
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